本日学んだこと

今日仕事先で半日トレーニングでした。会社では製造元が来て商品に関するプレゼンやトレーニングを行うことがよくあります。今日は上等なシェフが使うチョコレートと冷凍のシーフードに関するトレーニングでした。

チョコレートの話はまた次の機会にするとして、今日一番印象に残ったのがシーフードのお話。

みなさん、冷凍のエビなど購入しますか?冷凍庫に入っていると便利なので、私はよく買っておきます。でも今まで一度もIngredientsをチェックしたことはなかったんです。だって、見るからに「エビ」しか入ってないじゃないですか?

Sodium Trippolyphosphate – STPP(トリポリリン酸ナトリウム)ってご存知ですか?これをエビとかサーモン、ホタテなどに一度漬けてから冷凍すると、綺麗な色が保てるのと、食感が増す効果があるそうです。そして漬けられたシーフードはSTPPを吸収するので、重さが増すんです。例えば1パウンドのエビを買ったとしても、STPP入りのものは解凍すると実際のエビの重さは1パウンドではなくなるわけです。会社が得するわけですね。

解凍したてのエビなどを調理して、フライパンなどに水分が出るようなら、STPPが入っていると言っても間違いないそうです。

スーパーマーケットなどのケースに入っている冷蔵のエビなどは、ほとんど冷凍のものを解凍してあるので、STPPが入っている可能性が高いです。

近所にある大手スーパーマーケットのオンラインストアを見て見ると、冷凍のものは全てSTPP(と水、塩)が入っていました。

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ホールフーズのストアで売っている冷凍エビは全てSTPPなし。

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確かにホールフーズの方が値段が高いです。でも水分とSTTPが入っていると実際のエビの重さが調理すると減少するいうことなので、実際の量と価格を考えるとそんなに変わらないと思います。

これはベーコンやハムなどにも言えることです。(水分を注入して重さを増しているものが多い)

まとめると、Process (加工) していない Whole Food (自然なままの食品)を使うことは、健康にいいだけでなく、ずるい企業の商品を購入しない消費者になるわけです。

最初のステップは、Ingredientsを見ることですね。これからは絶対にチェックしてから買うことにします。

2 Comments

  1. tabisurueiyoushi
    9月 8, 2018

    冷凍エビを含むシーフードミックスなどが、茹でてるうちに小さくなるのは、
    膨らまし粉(?)のようなものを使ってるからよくないって言われて使わなかくなったのですが、そういう理由だったんですね。
    でも、さすがホールフーズです(^^♪

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    1. Sachiko
      9月 8, 2018

      天然エビは1年でエビフライにできるくらいに大きくなるらしいですが、東南アジアなどで養殖されているエビは、大きくなるのに数ヶ月しかかからないそうです。ホルモン剤などで大きくしているのかな?でも日本はお魚とか美味しいものだらけなのでいいですよね〜。

      返信

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